2019年のインフルエンサーマーケティングトレンド

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過去2年間で、最新のマーケティング戦略の一環として「インフルエンサーマーケティング」が爆発的に増えてきたように見受けられます。インフルエンサーマーケティング戦略が進化していくと、それぞれのブランドによって重点を置くポイントは異なってきます。今回は、インフルエンサーマーケティングの未来を考えるため、インフルエンサーマーケティングにおける2019年のトレンドを5つ予想します。

 

目次

    1. パートナーシップを築く
    2. 透明性
    3. Instagram以外も検討する
    4. 費用対効果を測定する
    5. ビデオ
    6. まとめ

1.パートナーシップを築く

インフルエンサーにアプローチする際に企業が犯してしまう最大のミスの1つは、インフルエンサーパートナーとの関係を一過性のものとして見てしまうことです。

短期的であれ長期的であれ信頼関係を構築すると、 ・費用対効果の長寿命化 ・ブランドとインフルエンサーパートナー双方の作業が捗る ・作成したコンテンツがよりターゲットにアプローチする という3つの点に関して役立ちます。

ブランドとインフルエンサーの関係を「一過性の取引関係」から「パートナーシップ」に変えると、インフルエンサーパートナーをただのマーケティングチャンネルとしてではなくひとりの人として見ることができます。また、双方が頻繁にコミュニケーションをとり、お互いに望むものを話し合うことで、長期的な信頼を築くことが可能になると考えられます。

また、すべてのインフルエンサーが金銭目的だけで取引を探しているわけではないため、報酬に関しては包み隠さずアプローチすべきです。

2.透明性

まず、新しいFTC(米国連邦取引委員会)のガイドラインのために、インフルエンサーはブランドとの関係について隠し事がない透明な状態でいる必要があります。 #adを使用するなどしてインフルエンサーが「この投稿はスポンサードポストです」と示すことで、オーディエンスは宣伝を含む投稿であると知るため、投稿の効果が低くなるというクレームもあるようです。

しかしこれに対して、Instagramのプロモーション広告はプロモーション広告だとわかりやすくなっています。Instagramではスポンサードポストであるとはっきりと示すことで、むしろインフルエンサーとそのオーディエンスの間の信頼関係をより強くすることができます。

次に、インフルエンサーとともに作成するコンテンツにはユニークさが求められています。広告だけを表示するのではなく、ターゲットオーディエンスに「価値がある投稿だ」と感じさせる必要があります。付加価値のない露骨な宣伝は、フォロワーにとって「つながる必要のないブランド」だと認識させてしまいます。

例えばフィジーウォーター社は、エクササイズプログラムをプロモーション広告に相互リンクすることで、特別な価値をインフルエンサーマーケティングキャンペーンで取り入れています。

3.Instagram以外も検討する

大部分のインフルエンサーはInstagramに存在していますが、適切な人材を探すなら常に他のSNSもチェックして検討する必要があります。ターゲットオーディエンスがどのSNSを使っているのか、どのSNSで人と交流するのが好きなのかを知ることは非常に重要です。例えば、多くのデザイナーは、Pinterestに多くの時間を費やす傾向があります。

Instagram以外のSNSで注目すべき第2のポイントは、コストです。インフルエンサーにあまり使用されていないSNSプラットフォームでは、一般的に1ポスト当たりのコストが低いレートで取引できます。

オーディエンスのセグメントがInstagramとは別のSNSにもつながっていることを発見した場合、投資に対してより大きな利益を得ることができる可能性があります。また、すべてのインフルエンサーの卵をInstagramという籠の中に入れている競合を出し抜くこともできるでしょう。

4.費用対効果を測定する

インフルエンサーマーケティングに投資するブランドが増えれば増えるほど、他社の成功したキャンペーンを追跡する需要も増えていきます。インフルエンサーマーケティングの費用対効果を追跡するだけでなく、どのインフルエンサーにアプローチをとるのが適切なのかを特定するためのツールも多く存在しています。インプレッション数や投稿数などの指標がわかれば良いスタートをきれますが、リーチ数を見るとより詳しいインフルエンサーの情報を知ることができます。

キャンペーンが成功しているかを測定するもう1つの方法は、UTMパラメータです。UTMパラメータとは、広告やメールマガジンなどの効果測定のために、URLの末尾に付与するパラメータです。オーディエンスに行動を促すためのリンクとして、インフルエンサーの投稿に貼ってもらうウェブサイトへのインバウンドリンクのタグにも、このUTMパラメータに含まれています。ソース、メディア、名前を表示することで、Googleアナリティクスでサイトへのトラフィックがどの特定のキャンペーンで発生したかをトラッキングできます。

またサイトへ来た訪問者がクーポンコードなどを使用した際に、どこから来た訪問者なのかソースを追跡し、費用対効果の透明性を高めることができるように、インフルエンサーに独自のプロモーションコードを投稿するよう依頼することもできます。

5.ビデオ

信憑性があるコンテンツを作成するなら、動画が最適です。多く加工された画像や洗練されすぎた作品が流行している場では、よりエンゲージメント率の高いフォーマットを早期に提供することで、オーディエンスに新鮮なコンテンツを提供することができます。

Instagramストーリーでも、スナップチャットやFacebook Liveでも、インフルエンサーのビデオコンテンツは、自社とインフルエンサーパートナーがターゲットオーディエンスのために作ることができる、最もインパクトのあるコンテンツです。

製品のチュートリアル、製品レビューなどによって動画コンテンツの構成を考えることが重要です。ショートビデオを作成することによって、最小限の労力で視聴者に画像以上の付加価値を与えることもできます。

まとめ

2019年のインフルエンサーマーケティングトレンドを予想してみました。

インフルエンサーをただのビジネスツールと考えるのではなく、一人の同僚と認識してパートナーシップを構築することが近年のインフルエンサーマーケティングにおいて成功するコツです。

またビデオコンテンツや効果測定も、成功しているブランドが注力している戦略ではありますが、インフルエンサーマーケティングを多くのブランドが利用すればするほど「コンテンツの透明性」が今後もっとも重要視されてくるポイントであると考えられます。

#adをつけないなど広告であると明記せずにインフルエンサーキャンペーンのコンテンツを投稿してしまうと、米国連邦取引委員会によってペナルティが加算される例も出ています。また、過剰な宣伝もオーディエンスを覚めさせてしまうことにつながります。

今後のインフルエンサーマーケティングコンテンツは、 ・スポンサードポストは隠さず明記する ・いかにスポンサードポストに付加価値を加えるか考慮する ・自然なコンテンツ作成を心がける 上記のことを意識しつつ、インフルエンサーパートナーとの信頼関係を長期にわたって築くことが、インフルエンサーマーケティングキャンペーンの成果につながる秘訣であると考えられます。

 

参考:https://linkfluence.com/5-influencer-marketing-trends-for-2019-and-beyond/ 

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