カスタマージャーニーを知ることの有益性とは?

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カスタマージャーニーの各段階について理解することは、さまざまなインフルエンサー、マーケティングチャンネルや戦略を採用し、成功につながる鍵になります。

昨今、インフルエンサーとのタイアップに費用をかけるブランドが増えています。インフルエンサーマーケティングはどんな業界のブランドでも取り掛かることができる戦略なので、流行に乗ってまず試してみるだけでも大成功する可能性を秘めているからです。インフルエンサーマーケティングサイト「Activate」のアンケートによると、マーケティング担当者の84%がインフルエンサーとタイアップしていると答えています。

インフルエンサーマーケティングに関して最大の課題は「どのようにインフルエンサーマーケティングキャンペーンの成功を保証し、ROIをあげるか」ですが、行き詰まったら初心に立ち返って戦略への理解を深めることが重要です。


目次

  1. ソーシャルメディアとコンテンツがカスタマージャーニーをどのように変えたか
  2. 今日の細分化されたカスタマージャーニーを通じて、インフルエンサーはどうやって消費者に関連コンテンツを提供できるか
  3. インフルエンサーマーケティングは一時的な話題を生み出すための単なる開始点ではなく、より広範囲なマーケティング戦略に適合できるもの

  4. ソーシャルメディアとコンテンツがカスタマージャーニーをどのように変えたか

    過去5年間で見ると、消費者が商品の購入意思決定までどのように時間を費やすかが大幅に変わってきました。さらにブランドや製品の見つけ方、ブランドと消費者の相互作用や、購入可否の決定方法も根本的に変わりました。

    「Forrester Research社」の調査によると、ほとんどの消費者はブランドや小売業者にエンゲージする時点で「カスタマージャーニー」の79-90%を終えています。

    カスタマージャーニーとは日本語で「顧客の旅路」という意味で、消費者の購買に関する「感情や行動の変遷」を表しています。広告を見て購入意思が芽生えたり、実際に購入ボタンを押すといったような顧客の動きを可視化して分析することで、適切なタイミングや場所で効果的な情報を伝えることが可能になります。

    コンテンツはカスタマージャーニーの中核であり、消費者は購入前に平均11.4個のコンテンツにエンゲージしていると「Forrester Research社」は報告しています。「Nielsen社」によると、今日の消費者は、5年前よりもコンテンツに5倍以上依存しています。

    またコンサルティング会社の「McKinsey社」は昨今、分散型メディアの世界では以前より56%も多くのイベントやチャンネルでカスタマージャーニーが発生していると報告しました。

    2015年から2016年にかけてソーシャルメディアに費やされた時間は30%以上増加しており、すべての人がより多く時間を消費しているソーシャルメディアでカスタマージャーニーの発生が増えるのは言うまでもありません。多くのマーケターたちはYouTubeといった従来のメディアチャンネルにディスプレイ広告を投稿するだけではもはや足りないと述べています。

    今日の細分化されたカスタマージャーニーを通じて、インフルエンサーはどうやって消費者に関連コンテンツを提供できるか

    インフルエンサーマーケティングは、ブランドとターゲットオーディエンス間の経験と感情的なつながりを構築することを目的としています。これは、カスタマージャーニー全体に沿って関連するコンテンツのタッチポイントを構築することを意味します。

    インフルエンサーマーケティングプラットフォームの「Activate」は一般的なカスタマージャーニーをさらに発展させて、各段階でインフルエンサーマーケティング戦略と戦術を調整しました。その結果、マーケターがブランドと顧客に最適なカスタマージャーニーはどんなものか独自の視点で考えるきっかけになりました。

    マーケターがその取り組みのどこに焦点を当てているかに応じて、
    ・インフルエンサー
    ・コンテンツチャンネル
    ・マーケティング戦略
    ・戦術
    の4つが変わってきます。

    たとえば、インフルエンサーコンテンツは「インスピレーション」「アウェアネス」「コンシダレーション」「パーチェスデシジョン」といったカスタマージャーニーの各段階を目指すことができます。それぞれについて順番に説明していきます。

    ・インスピレーション

    インスピレーションとは「直観的なひらめき」という意味の英語で、インフルエンサー独自の面白いコンテンツをターゲットオーディエンスに見せることで「消費者が欲しいものは何か」をひらめかせる段階です。このためにはInstagramやブログ、ピンタレストといったSNSで、各インフルエンサー自身のインスピレーションを生かしたコンテンツを作成する必要があります。

    ・アウェアネス

    アウェアネスとは「認識」という意味で、インフルエンサーのコンテンツによってブランドや商品の存在に気付いてもらう段階です。

    ・コンシダレーション

    コンシダレーションとは「考察」という意味で、カスタマージャーニーの中で消費者が商品レビューや教則用ハウツービデオなどを見て購入の可否を考える段階です。より実用的で有益なコンテンツを作成して、消費者に購入もしくは商品選択について考察してもらうことで、購入意思決定につながる可能性が上昇します。

    ・パーチェスデシジョン

    パーチェスデシジョンとは「購入決定」の段階で、この段階でターゲット顧客に働きかけることでコンバージョンを促進することができます。例えば、リターゲティング広告で効果的なインフルエンサーコンテンツを再作成し、特にコンバージョンを促進するインフルエンサーを介してプロモーションコードを提供することによって、ターゲット顧客に商品を思い出させることが可能です。

    上記の各段階では、各ブランドと独自のカスタマージャーニーに合わせてROIを向上させるために微調整をする必要があります。カスタマージャーニーを段階ごとに理解することが、成功につながる鍵です。

    インフルエンサーマーケティングは一時的な話題を生み出すための単なる開始点ではなく、より広範囲なマーケティング戦略に適合できるもの

    カスタマージャーニーの各段階で考慮するべきインフルエンサー、チャンネル、および戦術はそれぞれ異なります。 各SNSには独自の価値があり、マーケターはこれらのプラットフォームでの消費者の考え方と意思を考慮する必要があります。

    これを念頭に置いて、インフルエンサーはチャンネルごとに関連するコンテンツを独自の感性で作成し、カスタマージャーニーの段階に役立てることができます。インフルエンサーはソーシャルメディアの要であり、さまざまなチャンネルでオーディエンスのためのコンテンツを作成することでビジネスを構築しています。マーケターは、カスタマージャーニーの各段階で適切なインフルエンサー/コンテンツ/戦略を採用していることを確認することが重要です。


    参考:https://influence.bloglovin.com/influencer-marketing-your-customer-journey-f80e850ac96c 

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