【2020年最新版】インフルエンサーマーケティングの長所と短所

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現在、多くのブランドがインフルエンサーマーケティングキャンペーンに時間と予算を投資しています。これはインフルエンサーマーケティングに価値があることをブランドが理解していることを示しています。

インフルエンサーマーケティングはブランドの認知度を高め、コンバージョンを増やすための最も効率的な方法の1つであると多くの調査結果が証明していますが、インフルエンサーマーケティングキャンペーンには短所もあります。

今回は、インフルエンサーマーケティングの長所と短所について分かりやすく説明します。インフルエンサーマーケティングに時間と資金を投じる前に、長所と短所を知って理解を深めておきましょう。

目次

  1. インフルエンサーマーケティングの長所
  2. インフルエンサーマーケティングの短所
  3. インフルエンサーマーケティングで失敗しないためにはどうすればいいのか?
  4. まとめ


  5. インフルエンサーマーケティングの長所

    まずは、インフルエンサーマーケティングの長所を見ていきましょう。

    ①ターゲットオーディエンスにリーチできる

    ブランドに適したインフルエンサーとタイアップしてインフルエンサーマーケティングを実施することで、ターゲットオーディエンスに効率良くリーチすることができます。

    既にインフルエンサーたちは、信頼関係で成り立っている独自のコミュニティを構築しています。インフルエンサーマーケティングでは、インフルエンサーが築き上げたコミュニティを通じてリーチすることで、ブランドコンテンツよりも効果的に潜在的な新規顧客を惹き付けることができます。

    インフルエンサーのフォロワーは、インフルエンサーの専門ジャンルへの情熱、洞察、アイデア、そしてインフルエンサーが共有するコンテンツを見るためにフォローしています。フォロワーはインフルエンサーの新しい投稿を楽しみにしていて、一度投稿されたらすぐにエンゲージメントします。

    そのため、キャンペーンのターゲットオーディエンスをフォロワーに持つインフルエンサーとタイアップすることで、ブランドと製品・サービスを、より大勢のオーディエンスに知ってもらうことができます。また、フォロワー達がインフルエンサーによって投稿されたコンテンツを共有すると、情報はさらに多くの人々に届きます。

    ニューヨークを拠点とするアパレルブランド「MARISSA WEBB」は、ファッションインフルエンサーのWendy Nguyenさんとタイアップしてインフルエンサーマーケティングキャンペーンを実施しています。

    これは、Wendy Nguyenさんのフォロワーが、MARISSA WEBBがターゲットとしている「おしゃれな大人の女性向けファッション」を好むオーディエンスで構成されているためです。

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    ②顧客との信頼関係を構築できる

    ユーザーは、フォローしているインフルエンサーを信頼しているため、インフルエンサーがブランドについて積極的に話すと、フォロワーがブランドの製品やサービスの良さを信じる可能性が高くなります。

    インフルエンサーマーケティング最大の長所の1つは、ブランドに対する信頼を築き、ブランドの信憑性を高められることです。インフルエンサーはオーディエンスをよく理解しているため、コンバージョンする可能性が最も高いコンテンツを適格に投稿できます。

    これは「インフルエンサーが利益のためだけに製品を推奨することはない」と、インフルエンサーのファンが認識しているためです。インフルエンサーとフォロワー間の信頼関係があるため、インフルエンサーにブランドを推奨してもらうことは、そのフォロワーにブランドへの信頼を芽生えさせることに繋がります。

    インフルエンサーがポジティブなコメントを通じてフォロワーにブランドを信頼させた方法の例を紹介しましょう。ビューティーインフルエンサーのKatie Pontenberg(@katiepontenberg)さんは、健康食品ブランド「Tonic Products」とタイアップしてコラーゲントニックを宣伝しました。

    「私はこのコラーゲントニックをモーニングコーヒーに追加して飲んでいます。Tonic Productsのコラーゲン製品はすべて女性のために作られていて、シュガーフリーです。人工香料や後味もないため、好きなフードやドリンクに追加できます!」

    Katie Pontenbergさんは、上記のキャプションに加えて「#tonicproducts」「#ambtonic」といったブランドハッシュタグもつけてスポンサードコンテンツを作成しています。このような投稿は、インフルエンサーがブランドの信頼性を保証するものとして、フォロワーに製品を試してもらうのに効果的です。

    ③ブランドの認知度を向上できる

    インフルエンサーマーケティングを活用すると、ブランドの力だけではリーチできなかった数千~数百万に及ぶインフルエンサーのフォロワーの目に留まることができます。2万2,000人の女性を対象に実施された2016年の調査によると、女性の45%がインフルエンサーによって推奨された製品を購入しているという結果が発表されました。

    インフルエンサーはフォロワーに、ブランドの名前や製品・サービスを広めて潜在顧客にアプローチしてくれます。前述した通り、今日の消費者はインフルエンサーを「信頼できる人々」と考えているため、自分がフォローしているインフルエンサーの意見を重視し、意思決定に繋げています。

    インフルエンサーは質問形式の投稿をすることでコメントを集め、時にはコメントに返事をしてフォロワーとコミュニケーションを取ります。そして、フォロワーがインフルエンサーの投稿を拡散することで、さらに多くのユーザーがコンテンツを見ることになります。

    フォロワーがインフルエンサーに、コメントで意見を求めた投稿を紹介しましょう。

    この投稿では、ビューティーインフルエンサーが自身の毛穴ケアについてまとめた動画を紹介しています。キャプションには「毛穴を引き締め、減らす方法を知りたいですか?今夜のプレミアライブチャットでおすすめを紹介します」と書かれていて、コメント欄には「娘の肌トラブルが心配ですがおすすめはありますか?」「ニキビ跡のケアについて教えてください」といった質問がフォロワーから寄せられていました。

    こういったコメント欄での質問にも「いいね!」が付くことによって、投稿はさらに多くの人の目につくことになります。このインフルエンサーはライブチャットでお気に入りの毛穴ケア製品を紹介し、オーディエンスの購買決定に影響を与えることに繋がりました。

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    ④比較的安価に実施できる

    世界最大の会計事務所「Deloitte」の調査によると、「口コミ」を通じて獲得した顧客は、そうでない顧客よりも37%も高い定着率を持っています。また、口コミマーケティングの派生形であるインフルエンサーマーケティングは、信憑性が高いため費用対効果が高いマーケティング手法であることも知られています。

    インフルエンサーの中でも比較的フォロワーが少なく、特定の専門分野を軸として活動する「マイクロインフルエンサー」と呼ばれる人々は、少ない費用で新興ブランドやニッチなビジネスを促進するのに効果的な方法です。

    ブランドジャンルに合ったマイクロインフルエンサーなら、無料の製品・サービスと引き換えにタイアップを了承してくれる場合もあります。また、マイクロインフルエンサーがスポンサードコンテンツの投稿に金銭報酬を求めたとしても、ほとんどの有名インフルエンサーが請求するものよりも安価です。

    ⑤マーケティング担当者が時間を節約できる

    コンテンツ作成のプロであるインフルエンサーは、効率的にフォロワーを惹き付ける最良のコンテンツ作成方法を知っています。また、ブランドのマーケティング担当者の代わりにコンテンツのアイデアを考え、実際に写真や動画を撮影しに出かけるといったプロセスも任せることができます。結果的に、ブランドのマーケティング担当者は多くの時間を節約できます。

    また、インフルエンサーが作成したスポンサードコンテンツは、タイアップブランドをより信頼できるブランドとしてフォロワーに認知させることが可能です。インフルエンサーは、オーディエンスの共感を呼び、一般的なオンラインプレゼンスと一致する投稿を適切な期間で準備してくれます。



    インフルエンサーマーケティングの短所

    インフルエンサーマーケティングは、ブランド認知度の向上やエンゲージメントの獲得といったマーケティング目標を達成するための有効な手段です。一方で、インフルエンサーマーケティングには次のような短所もあります。

    ①最適なインフルエンサーを探すのが難しい

    ブランドのインフルエンサーマーケティングキャンペーンに最適なインフルエンサーを見つけることは簡単ではありません。ブランドのジャンルを専門分野としているインフルエンサーに焦点を合わせ、影響を与えているフォロワーグループの性質を見極め、最終的にタイアップ契約を結ぶには多くの時間と労力が必要です。

    また、インフルエンサーとタイアップするまでのプロセス全体を統括するためのチームが必要であり、実際にインフルエンサーマーケティングキャンペーンを実施するまでに数ヶ月かかる場合もあります。

    ②効果測定が難しい

    インフルエンサーマーケティングを実施するにあたって、ブランドはクリック数や「いいね!」、シェアなど様々なタイプのエンゲージメントと、エンゲージメントあたりのコストを測定する必要があります。

    インフルエンサーが主導で実施されるインフルエンサーマーケティングキャンペーンは詳細なデータの取得が困難と言われており、多くのマーケターの課題になっています。



    インフルエンサーマーケティングで失敗しないためにはどうすればいいのか?

    多くのマーケターは、「インフルエンサーを探す」「効果を測定する」というマーケティング戦略の基本的な部分に課題を抱えています。特に、インフルエンサーの選定を誤るとインフルエンサーマーケティングキャンペーンは確実に失敗します。

    インフルエンサーを探す方法の一つとして、インフルエンサーマーケティングプラットフォームなどの専門ツールの活用が挙げられます。インフルエンサープラットフォームには多くのインフルエンサーの情報が登録されているデータベースがあり、インフルエンサーの専門分野、活動地域、フォロワー数、インフルエンサーマーケティング経験などの条件でフィルタリングすることで、ブランドに適したインフルエンサーを選定できます。

    また、多くのインフルエンサーマーケティングプラットフォームにはトラッキングツールが付いているため、パフォーマンス測定のプロセスを自動化することも可能です。ブランド自身がインフルエンサーマーケティングの基本戦略やメッセージなどの軸となる部分をコントロールしながら、インフルエンサーマーケティングを実行するためのツールを上手に活用していくことが成功への近道です。

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    まとめ

    今回は、インフルエンサーマーケティングの長所と短所について説明しました。インフルエンサーマーケティングは、正しい方法で実践すれば効果の高いキャンペーンが期待できます。すでにインフルエンサーマーケティングキャンペーンで成功している同業他社の事例を真似してみるのも良い方法でしょう。

    参考:https://whatidsay.com/influencer-marketing-pros-cons/
    https://brand24.com/blog/the-pros-and-cons-of-influencer-marketing-campaign/
    https://grin.co/blog/pros-and-cons-of-influencer-marketing/
    https://www.dma-solutions.com/thecoreblog/the-pros-and-cons-of-influencer-marketing-2018
    https://shanebarker.com/blog/pros-and-cons-of-influencer-marketing/
    https://www.springwise.com/pros-cons-social-media-influencers

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