株式会社ペティオ × 「LMND(レモネード)」による事例

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おやつや首輪などのグッズを通して、オーナーと愛犬・愛猫のつながりをサポートする「コミュニケーションカンパニー」のペティオは、2019年ワールド・ブランディング・アワーズ アニマリス部門において「ブランド・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、躍進を続けています。

SNSにおいても「うちのこの写真投稿キャンペーン」を実施するなど、積極的に取り組みを行っています。ペティオは、さらなるユーザーとのインタラクティブなやりとりを目指し、往年の人気アニメキャラクターをモチーフにした衣装「キャラペティ」のプロモーションに、インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「LMND(レモネード)」を活用しました。

今回は、成熟し続けるペット市場において、インフルエンサーとのタイアップで可能性を切り開く株式会社ペティオ × インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「LMND(レモネード)」による事例を紹介します。

目次

  1. ペティオの前身は住宅リフォームの会社
  2. 顧客とのインタラクティブなコミュニケーションが課題だった
  3. ペティオのインフルエンサーマーケティング事例
  4. まとめ


  5. ペティオの前身は住宅リフォームの会社

    ペット業界の歴史は意外にもそれほど長いものではなく、日本で一番最初にペットフードが導入されたのは1960年(昭和35年)と言われています。

    今から30年以上前にアメリカ軍が日本に駐留したことがきっかけとなり、ペティオはビジネスを開始しました。当時、アメリカのペットブランドはすでに犬用のクッキーやドライフードなどを販売しており、在日米軍の兵士が、飼っていたジャーマンシェパードに、おやつとしてクッキーを与えていました。

    日本ではまだ犬に残飯を与えていた時代で、「あれはなんだ」という話から、「日本でも作ろうじゃないか」という事になり、ドライフードが誕生しました。

    日本でペットフードが誕生した当時は、当然販路がありませんでした。その中で、お米屋さんは、各家庭にお米を配達していたので、どの家で犬を飼っているかを知っていました。その後、町のお米屋さんを通じてドライフードが届けられるようになり、ペットフードマーケットが始まりました。

    ペティオは、もともと「株式会社ヤマヒサ」という住宅リフォームの会社でした。住宅関係の仕事もお米屋さんと同じで、どこの家にペットが居るかがわかるので、のちにペットケア事業を立ち上げ、「ペティオ」の歴史が始まりました。 



    顧客とのインタラクティブなコミュニケーションが課題だった

    ペティオの企画・広報では、特にウェブプロモーションに注力しています。ウェブプロモーションを通じてブランドの認知拡大を図るとともに、コーポレートサイトのUU数とSNSのフォロワー数拡大をKPIにおき、潜在顧客とペティオファンの獲得をミッションとして、情報発信やSNSを活用したプロモーション施策の企画、運用を行っています。

    商品の具体的な使い方やユーザーのリアルな反応は、テレビだけではなかなか伝え切れません。一方、それをリアルに見ることができるデジタルマーケティングは、ペットフードマーケットと相性が良いと感じているといい、ペティオではホームページに力を入れています。

    しかし、ホームページを通じた情報発信は、あくまでもブランド側からの一方通行の発信です。ペティオは、そこがインタラクティブになっていくことや、YouTubeやSNSを通してユーザーに確認してもらえるようなマーケティングに変わっていかないと臨場感が伝わらないと考えています。

    ペティオの担当者は次のように話します。

    「とくに我々の商材はわんちゃん、ねこちゃん向けのものなので、その素直な反応や、ユーザーさんが実際に使っている様子が、すごくいいプロモーションになっていくと思っています。

    YouTubeやインスタグラムなどで活動されているクリエイターさんであれば、「じゃあ凍らせてみます」と、おやつを冷蔵庫に実際に入れてアイスにして、それを出してわんちゃんにあげるところまでの一連の流れを自然に見せてくれますよね。そういったところが非常に魅力的であり、弊社の商品との親和性も高いと感じています。

    つまり、『ペット』はデジタルマーケティングをしていく上で非常に伝えていきやすいコンテンツであるという認識です。ただ、ペット業界の中で見ていくと、今お話したようなYouTubeやインスタグラムを活用されている企業はまだ少ないという印象も持っています。そう思うと、早い内に手がけることは良いことかなと考えています。」



    ペティオのインフルエンサーマーケティング事例

    ペティオでは2017年頃からSNSでのプロモーションに取り組んでおり、ユーザーが飼っているペットの写真を投稿する企画は反響も大きいといいます。

    今回のインフルエンサーマーケティングキャンペーンでは、人気アニメキャラクターをモチーフにしたブランド「キャラペティ」のプロモーションが行われました。

    ペティオの担当者は、インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「LMND(レモネード)」を使ってみて、インフルエンサーのアカウントを自分の目でしっかりと見てアサインできる点がとても便利だと感じたといいます。また、ユーザーの属性分け、カテゴリー分けがしっかり行われているので、求めているインフルエンサーにたどり着くのが容易だったと評価しました。

    インフルエンサーが撮影した写真は、投稿される前に確認することができるので、安心して利用できます。また、インフルエンサーが投稿した写真は、ダウンロードして店頭販促物やウェブページなどへ二次利用することも可能です。

    担当者は、今回のキャンペーンを次のように振り返ります。

    「結論から言えばやはりペットとの親和性がいかに高いかを今回の施策を通じて改めて認識しました。投稿されたクリエイティブ1枚に対して15,000件ものいいね!がされたり、270件ものコメントが寄せられた結果には本当に驚きました。

    正直、インフルエンサー施策については、御社と取り組む前から他の会社さんと導入経験がございます。ただ、これは選んだインフルエンサーさんというよりもサービス全体への感想になってしまいますが、発注から投稿までスピード感があるだけでなく、よりフォロワー数が多かったり、より質の高いクリエイティブを提示してくれるインフルエンサーさんが多いという印象を強く持っています。また、ファンが多い方を選定するようにしたからか、インスタグラム上でのDMの問い合わせも非常に増えたという印象もあります。」


    まとめ

    今回は、株式会社ペティオ × インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「LMND(レモネード)」による事例を紹介しました。

    ペティオは、変化し続けるマーケットにおいて、どれだけ顧客と接点を増やしていけるかが大切だと考えています。すでに実店舗(オフライン)での導入率や認知度は非常に高いため、今後はオンラインで商品を紹介できる機会を作り出していく方法を考えていく必要があります。

    インフルエンサーマーケティングLMNDには、すでに「フォロワー」というコミュニティを持ったインフルエンサーが多数登録しています。ブランドがターゲットとするユーザー層をフォロワーに持つインフルエンサーとタイアップすることによって、これまでブランドがリーチできなかった層に対して効果的にアプローチすることができます。

    少しでもLMNDに興味を持ったら、まずはお気軽にお問い合わせください。

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