2021年のインフルエンサーマーケティングトレンド6選

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インフルエンサーマーケティング業界は、ここ数年で飛躍的に成長しました。TikTokやスナップチャットなどの新しいソーシャルメディアプラットフォームも登場し、ブランドがインフルエンサーマーケティングキャンペーンを展開する場所は増え続けています。

一方で、インフルエンサーマーケティングは急成長の時期を終えたという見方をする専門家も存在し、2021年には、これまでよりもさらに緻密で計画的なインフルエンサーマーケティング戦略が求められるようになります。

今回は、2021年のブランドのインフルエンサーマーケティング戦略立案に役立ててもらうべく、2021年のインフルエンサーマーケティングトレンド6選を紹介します。

目次

  1. 1.マイクロインフルエンサーが活躍
  2. 2.インフルエンサーのパフォーマンスを重視
  3. 3. 割引クーポンが人気
  4. 4.目的意識が強いコンテンツの増加
  5. 5.リーチよりも「関連性」
  6. 6.インフルエンサーとの関係強化が鍵
  7. まとめ


  8. 1.マイクロインフルエンサーが活躍

    マイクロインフルエンサーとは、フォロワー数が10万人以下の小規模なインフルエンサーです。マイクロインフルエンサーは、ニッチな分野で強い影響力を持ちます。

    2020年のインフルエンサーマーケティングトレンド12選【前編】(リンク挿入)の記事で、2020年には、ブランドとインフルエンサー、そしてオーディエンスの関係性がより深いものになっていくと説明しました。消費者はオンライン上の情報に信憑性を求め、ブランドは「いいね!」などの分かりやすいエンゲージメントを向上させる事よりも、オーディエンスとの長期的な繋がりに価値を見出すようになります。

    マイクロインフルエンサーはフォロワーが少ない分、一人一人のフォロワーと密にコミュニケーションを取っており、インフルエンサーとフォロワーの結びつきがとても強いという特徴があります。そのため、インフルエンサーがコンテンツを投稿すると、「いいね!」やコメント、シェアなどのアクションを起こすフォロワーが多いのです。

    ブランドがマイクロインフルエンサーとタイアップすれば、すでに信頼関係が出来上がっているフォロワーとのコミュニティに直接働きかけることができます。さらに、マイクロインフルエンサーへのタイアップ報酬は100万人のフォロワーを持つ有名インフルエンサーに比べて安価なので、費用対効果が高いインフルエンサーマーケティングキャンペーンが期待できます。

    2021年も引き続き、ジャンルを問わず多数のマイクロインフルエンサーが活躍することになるでしょう。

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    2.インフルエンサーのパフォーマンスを重視

    今日、インスタグラムなどのソーシャルメディアプラットフォームには、インフルエンサーが作成したスポンサードコンテンツが溢れています。そのような状況下で勝ち残っていくためには、インフルエンサーがいかに質の良いフォロワーを持ち、フォロワーの興味を惹くコンテンツを作成できるかという点が重要になってきます。

    ソーシャルメディアに存在するインフルエンサーの数が増えるにつれて、マーケティングチームはインフルエンサーマーケティングキャンペーンのパフォーマンスに意識を向け始めます。インフルエンサーは、フォロワー数を増やすだけでなく、クリック数や売り上げなど、ブランドのマーケティング目標を意識しなければなりません。

    このような変化を受けて、2021年は、インフルエンサーのパフォーマンスをベースにした取引、つまり、販売数やクリック数に基づく取引が増えると考えられています。インフルエンサーはこれまで以上にパフォーマンスを意識し、ブランドはインフルエンサーのパフォーマンスを正しく測定する体制を整えなければなりません。

    一般的に、インフルエンサーマーケティングキャンペーンのパフォーマンス測定は、自力では難しいと言われています。そこでおすすめなのが、インフルエンサーマーケティングプラットフォームを活用することです。

    多数のインフルエンサーが登録するインフルエンサーマーケティングプラットフォームを活用すれば、インフルエンサーの選定から契約締結、キャンペーンのパフォーマンス測定といったインフルエンサーマーケティングの一連の流れをすべてプラットフォーム上で完結させることができます。

    パフォーマンスベースの取引を選択するブランドが増えるにつれて、他のブランドもそれに追随し始める可能性があります。そのため、これまでタイアップを続けてきたインフルエンサーをパフォーマンスベースで再評価する必要があるかもしれません。

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    3. 割引クーポンが人気

    インフルエンサーマーケティングには、インフルエンサーに固有のクーポンコードを割り当ててフォロワーに商品を購入してもらう「アフィリエイト」という手法があります。

    フォロワーはインフルエンサーのコンテンツを読むことで商品を安く購入することができます。実際に、インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「Influencer」の調査で、消費者の93%はインフルエンサーから割引コードの共有を期待していることが分かっています。

    また、アフィリエイトは、ブランド側にも大きなメリットがあります。割引コードの使用履歴やアフィリエイトリンクを経由した売上を計算することによって、各インフルエンサーの売上への貢献度を測定することができます。複数のインフルエンサーとタイアップすればパフォーマンスを比較することも可能です。

    2020年は自宅で過ごす人が多かったことを受けて、オンラインでの商品購入が増えています。2021年にインフルエンサーとタイアップする際は、オンライン購入に使用できる割引クーポンを活用して、上手に売上を伸ばしていきましょう。

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    4.目的意識が強いコンテンツの増加

    ブランドは、自分たちが社会に貢献していることを消費者に対してアピールすることによって、ブランドや商品に興味を持ってもらうことを期待しています。

    それと同じように、インフルエンサーも自分たちが社会に貢献していることを示したいという気持ちがあります。2021年は、その傾向がこれまで以上に強くなると考えられており、ブランドは、そんなインフルエンサーの意思を尊重しなければなりません。

    インフルエンサーは、ブランドの理念や社会貢献に対する姿勢をよく観察しています。そして、多くのインフルエンサーは、ブランドのあり方に共感できると思った時に初めてタイアップの依頼を承諾します。

    2021年にインフルエンサーマーケティングキャンペーンを成功させるためには、ブランドが自らの利益だけではなく、インフルエンサーへのインセンティブや彼らの考えに耳を傾けることが必要です。

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    5.リーチよりも「関連性」

    インフルエンサーマーケティングの競争が激しくなるにつれて、「インフルエンサーの関連性が実際のリーチよりもはるかに重要である」と考えるマーケターが増えています。インフルエンサーの「関連性」とは、ブランドが提供している商品やサービスのカテゴリと、インフルエンサーの活動に関連性があるかどうかということです。

    例えば、ダイエット食品を提供しているブランドが、世間に幅広く名前を知られている有名モデルを起用して商品を宣伝してもらったケースを想像してみましょう。この場合、有名モデルが真にブランドのファンであり、日頃から商品を愛用しているかどうかは分かりません。

    一方、インフルエンサーは何かしらの専門分野を軸に活動し、基本的に自分の専門分野と関連があるブランドとタイアップします。そのため、インフルエンサーのフォロワーは、インフルエンサーの専門分野に強い興味を持つ人々で構成されており、インフルエンサーの事を「専門家」と認識しています。

    インフルエンサーマーケティングに参入するブランドが増えている今日の状況では、ブランドとインフルエンサーに関連性があり、なおかつフォロワーとの結びつきが強いインフルエンサーとタイアップできるかどうかが重要です。インフルエンサーのリーチの範囲、つまり、フォロワー数だけでインフルエンサーを選択するブランドはすでに少数派と言えるでしょう。

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    6.インフルエンサーとの関係強化が鍵

    各カテゴリで人気があるインフルエンサーは、複数のブランドとタイアップしていることがあります。そのため、インフルエンサーにブランドのファンになってもらい、ブランドとのタイアップにコミットしてもらうことがインフルエンサーマーケティングキャンペーンを成功させるための近道と言えます。

    ソーシャルメディアユーザーは日常的に数多くのインフルエンサーコンテンツを消費しており、インフルエンサーが真にブランドのファンであるかどうかを厳しい目で見ています。2021年は、インフルエンサーとの関係性を強化することがインフルエンサーマーケティングキャンペーンの戦略を強化することに直結します。

    インフルエンサーとの関係性を強化するには、次のような方法があります。

    ・インフルエンサーに正当なインセンティブを支払う
    ・プレゼントを贈る
    ・インフルエンサー同士のコネクションを作る
    ・インフルエンサーのオーディエンスにも貢献する
    ・インフルエンサーの認知度アップを手助けする

    まず、インフルエンサーに正当な報酬を支払うことを意識しましょう。さらに、インフルエンサーの仕事の可能性を広げるような手助けをすると良いでしょう。例えば、インフルエンサーの事を自社ウェブサイトで紹介する、インフルエンサーとのコラボレーション商品を企画するなどの方法があります。

    ブランドのファンになったインフルエンサーの多くは、ブランドについて友人に話し、時にはタイアップコンテンツとは別に、自発的にブランドや商品に関するコンテンツを投稿することもあります。インフルエンサーとの関係を強化して、ブランドについてポジティブな話題をどんどん拡散してもらいましょう。

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    まとめ

    今回は、2021年のインフルエンサーマーケティングトレンド6選を紹介しました。

    2021年は、ブランドがこれまで以上にインフルエンサーを慎重に選ぶようになり、インフルエンサーとブランドが協力して、いかにオーディエンスを魅了できるかという挑戦をする年になるでしょう。そのため、インフルエンサーマーケティングには、これまで以上に緻密な戦略が求められます。

    これからインフルエンサーマーケティングを始めようと思っているブランドは、インフルエンサーマーケティングプラットフォームを活用して、インフルエンサーの選定から契約締結、パフォーマンス測定などを簡単に実施できる体制を素早く整えるのも一つのアイデアです。

    参考:https://afluencer.com/influencer-marketing-trends-in-the-future/
    https://affiliateinsider.com/featured-story/how-influencer-trends-might-impact-2021-marketing-strategies/
    https://contentmaximiser.com/influencer-marketing-strategy-in-2021/

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