Maybellinから学ぶインスタグラムインフルエンサーキャンペーン事例

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ソーシャルメディアインフルエンサーが美容業界をひっくり返しています。かつて誰もが熱望したセレブやタレントは少なくなり、数百万人のフォロワーを持つソーシャルメディア・スターと彼らが作成するコンテンツが、美容業界における宣伝の大部分を占めるようになりました。

世界的な経済紙「ニューヨークタイムズ」には、「ソーシャルメディアインフルエンサーをブランドアンバサダーやプロモーターにする動きは増えているが、メイクアップ業界の慣習とソーシャルメディア業界の革命の間には緊張が走っている。メイベリンは大胆にも、この2つの要素を合体した。メイベリンの2016年ファッションウィーク・キャンペーンはソーシャルメディアを通してオーディエンスを獲得しただけでなく、伝統的で階層的な美容業界へインフルエンサーを滑らかに組み合わせることに成功した。」と書かれています。

今回は、メイベリンが行ったファッションウィークのインスタグラムキャンペーンを確認し、
・キャンペーン目標
・マーケティングアプローチ
・キャンペーン結果
上記について分かりやすく説明していきます。


目次

  1. 2016年ファッションウィークのインスタグラムキャンペーン
  2. キャンペーン目標
  3. マーケティングアプローチ
  4. キャンペーンの結果
  5. 企業がメイベリンのインスタグラムキャンペーンから学べること

  6. 2016年ファッションウィークのインスタグラムキャンペーン

    今回のメイベリンによるインスタグラムマーケティング事例では、
    ・メイベリンがどのように世界中のインスタグラムインフルエンサーを活用したのか
    ・ニューヨークでのファッションウィークキャンペーンの情報をどのようにソーシャルメディアへ拡散したのか
    を確認していきます。

    キャンペーンでは、@ninaabdelmalakさんや@enjoyphoenixさん、@model_rozさんといったリーチ数の多いビューティインフルエンサーに加えて、@asahisasakiさんや@madelenbillmanさん、@shereenlovebugさんといったよりニッチなインフルエンサーも起用されました。


    キャンペーン目標

    ・ファッションウィーク期間中にインスタグラム上でブランド認知度を促す
    ・期間中はファッション関係、美容関係の他キャンペーンの中で目立つ
    ・信頼できるストーリーを作って、多数のオーディエンスと人目を引くイベントをつなげる
    ・メイベリンブランドを近づきやすく開放的な美容ブランドとして展開する


    マーケティングアプローチ

    ・メイベリンは15人のソーシャルメディアインフルエンサーに加えて世界中の美容に関する権威と契約。インフルエンサーには多くのオーディエンスやソーシャルリーチ、エンゲージメント、そして自身の強みを持っている人々が選ばれました。

    ・期間中に作成するコンテンツの中で、メイベリンとタイアップしたインフルエンサーはブランド独自のハッシュタグを使用。コンテンツの中でオーディエンスに「#maybellineitgirlsをつけて自身の写真を投稿し、みんなもイットガールになろう」と促しました。

    ・インフルエンサーはトップデザイナーショーに出席し、様々なステージショーの準備工程に参加。@_ihua_ modeledさんやAmanda Steeleさんなどのインフルエンサーはショーのメイクアップアーティストとして仕事をし、話題を集めました。


    キャンペーンの結果

    ソーシャルリーチ:異なる15カ国出身の15人のインフルエンサーを起用して、メイベリンの2016年ニューヨーク・ファッションウィークのキャンペーンは世界中1,390万人のユーザーにリーチ。

    エンゲージメント:15人のインフルエンサーが作成した全コンテンツから生み出された「いいね」の数は約360万。15人のインフルエンサーが作成したインスタグラム上のビデオは、合計220万回再生。

    インフルエンサーが作成したコンテンツ:トップのインスタグラムインフルエンサーは合計230個のコンテンツをインスタグラムに投稿。コンテンツには少なくとも1つ以上のメイベリンのタグか、メイベリンに対する言及を加えることを約束。

    ハッシュタグ:#maybellineitgirlsは192個のコンテンツにタグ付けされました。このキャンペーン期間中のコンテンツではこの他、#MNYFW (Maybelline New York Fashion Weekの略)や@maybelline、#maybellinemasterstudioといったハッシュタグが見られました。

    ストーリー:メイベリンが行なった、トップのビューティ・インスタグラムインフルエンサーをファッションウィーク中に組み込むことは、ブランドが「普通の女の子と、上質で洗練されたファッション」を結びつけることができると証明しました。さらに言えば、インフルエンサーをうまく活用してInstagramなどの人目を引く環境である主要なSNSのオーディエンスにメイベリンがより深くリーチしたことになります。

    このキャンペーンからわかるように、企業はインフルエンサーマーケティングを知り、うまく利用することで際立った強力な存在感をSNSで発揮することが可能です。


    企業がメイベリンのインスタグラムキャンペーンから学べること

    メイベリンはファッションウィークキャンペーンで、ソーシャルメディアインフルエンサーと協力してパートナー契約を組むことで個性を伸ばし、ブランド認知度を広げるという点で大きな成功を収めることができました。

    今回のインフルエンサーマーケティングキャンペーンのおかげでメイベリンは、メイベリンに興味を持っている数百万人の見込み顧客に売り込むことができました。さらに、適したソーシャルメディア・インフルエンサーと協力することで、メイベリンのファッションウィークキャンペーンはタイムリーにコンテンツをターゲット層の消費者に届けることができました。


    参考:http://mediakix.com/2016/12/instagram-case-study-maybelline-influencers-nyfw/#gs.cN_yj3A

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