インフルエンサーマーケティングは自前か外注か?メリットとデメリット【後編】

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前回のインフルエンサーマーケティングは自前か外注か?メリットとデメリット【前編】の記事では、自社で専門チームを立ち上げてインフルエンサーマーケティングを実施した場合のメリットとデメリットについて説明しました。

自前で実施するキャンペーンは、自らが持つ顧客の情報を基にキャンペーンを自在にカスタマイズできるというメリットがある一方、キャンペーンの全ての工程を手探りで行わなければならないというデメリットがあります。

今回は、インフルエンサーマーケティングプラットフォームに依頼した場合のメリットとデメリットについて説明します。

前回の記事も併せてご覧ください。

おすすめ記事:インフルエンサーマーケティングは外注か自前か?メリットとデメリット【前編】


目次

    前編
  1. 実施方法を考える上でおさえておきたいポイント
  2. 自社で実施する場合のメリット
  3. 自社で実施する場合のデメリット
  4. まとめ
  5. 後編
  6. 外注する場合のメリット
  7. 外注する場合のデメリット
  8. 自前と外注のメリットを活用する
  9. まとめ

  10. 外注する場合のメリット

    最初に、インフルエンサーマーケティングプラットフォームに外注した場合のメリットを見ていきましょう。インフルエンサーマーケティングのプロ集団にキャンペーンの実施を依頼することによって、ブランドは人員の手配やリスク管理などを丸ごと任せられるのが最大のメリットです。

    メリット1:人員の手配が不要

    インフルエンサーマーケティングプラットフォームに外注した場合、キャンペーンを実施するための人員を自社で確保する必要がなくなります。そして、ブランドのマーケティング担当者は、キャンペーン戦略の立案や方向修正に集中することができます。

    ブランドは自らインフルエンサーを探す必要もありません。エージェントは自らが持つインフルエンサーデータベースから、カテゴリー、リーチ、エンゲージメント率など様々な観点から最適なインフルエンサーを探してくれます。 キャンペーンの企画や効果測定も依頼できるので、「人員の手配が不要」というのは大きなメリットになります。

    メリット2:インフルエンサーとゼロから関係を構築する必要がない

    インフルエンサーマーケティングプラットフォームはすでにインフルエンサーと関係が構築ができていて、契約の手続きについても熟知しています。そのため、ブランドは「KPI ゴールに到達するために最適なインフルエンサーを選択する」、「時間をかけてインフルエンサーとの関係を構築する」という手間を省くことができます。

    また、インフルエンサーマーケティングプラットフォームのお墨付きのインフルエンサーを紹介してもらえるので、リスク管理という点でもエージェントを活用することには大きな意味があります。

    メリット3:豊富なキャンペーン事例の知識がある

    インフルエンサーマーケティングプラットフォームは、様々なクライアントとのタイアップから得た経験に基づいて、ブランドに適切なアドバイスをすることができます。具体的には、カテゴリーごとに最適なインフルエンサーの推薦、キャンペーン毎のオーディエンスの反応、エンゲージメント率のゴール設定などが含まれます。

    ブランドの専門チームがゼロから知識を蓄積していった場合と比べて、キャンペーンの結果に大きな差が出ることは明白です。

    メリット4:業界の最新情報に触れることができる

    インフルエンサーマーケティングプラットフォームは、常に複数のインフルエンサーキャンペーンを展開し、業界の最新情報やトレンドなどの情報も豊富に持っています。

    ソーシャルテクノロジーの変化を見極め、ブランドが所属するカテゴリーでトレンドとなっている話題を、最適なインフルエンサーを通じてオーディエンスに届けることができます。

    常に変化するインフルエンサーマーケティング業界の情報をキャンペーンに反映していくことによって、よりキャンペーンの効果を高めることが可能です。

    外注する場合のデメリット

    次に、インフルエンサーマーケティングプラットフォームに外注した場合のデメリットを見ていきましょう。一番の懸念は、エージェントの質によってキャンペーンの結果にかなり差が出てしまうことです。適切なエージェントを選ぶことがキャンペーン成功の鍵となります。

    デメリット1:ブランドによっては費用が障壁になる

    インフルエンサーマーケティングプラットフォームの利用料金はエージェントによって様々です。有名なインフルエンサーとタイアップした場合は費用も高額になりますので、ブランドによっては費用の捻出が難しいケースも出てくるでしょう。

    また、数百万人のフォロワーを抱える「メガインフルエンサー」、フォロワー数は少ないけれど特定の分野で強い影響力を持つ「マイクロインフルエンサー」など、一口に「インフルエンサー」と言っても様々な得意分野があり、料金にもかなりの差があります。

    デメリット2:正しい使い方をしないと良い結果が得られない

    インフルエンサーマーケティングプラットフォームにインフルエンサーの手配のみを依頼し、ブランド自らがキャンペーンのマネージメントを実施するという方法もあります。ただし、インフルエンサー詐欺や規則違反のコンテンツを投稿してしまうなどのリスクがあり、インフルエンサーの選択肢も限られます。

    インフルエンサーマーケティングは、「フォロワー数の多いインフルエンサーとタイアップさえすれば結果が出る」というものではないという点に注意が必要です。

    デメリット3:エージェントの質によって結果に差が出る

    インフルエンサーマーケティングプラットフォームサービスを展開しているエージェントはたくさんありますが、キャンペーンの結果はエージェントの質によってかなり差が出ます。

    評判の良いエージェントであれば、ブランドやその顧客、ターゲット KPI などを、時間をかけてヒアリングしてくれます。費用だけではなく、エージェントは総合的な視点で慎重に選択する必要があります。

    自前と外注のメリットを活用する

    ここまで、インフルエンサーマーケティングを自前で実施する場合と外注する場合のメリットとデメリットについて説明してきました。

    最大のポイントは、「ブランドは顧客のことを一番良く知っている」、「インフルエンサーマーケティングプラットフォームはインフルエンサー業界のことを一番良く知っている」ということです。

    化粧品のサンプル郵送サービスを展開している Birchbox 社のように、自社でインフルエンサーマーケティングの専門チームを抱えながら、必要に応じてインフルエンサーマーケティングプラットフォームとタイアップする「ハイブリットアプローチ」を選択することも可能です。

    インフルエンサーマーケティング業界は今後も急成長を続け、多くのブランドは自社でインフルエンサーマーケティングに関わるメンバーを増やしながら、 より効果的なキャンペーンを実施するためにインフルエンサーマーケティングプラットフォームとタイアップするようになるでしょう。

    そして、ブランドは信頼のおけるインフルエンサーマーケティングプラットフォームと共にキャンペーンを作り上げていく姿勢を持つことが必要です。

    まとめ

    今回は、インフルエンサーマーケティングを自前で実施する場合と、インフルエンサーマーケティングプラットフォームに外注する場合のメリットとデメリットについて説明しました。

    自前で実施する場合は、インフルエンサーと緻密にコミュニケーションを取りながらキャンペーンをカスタマイズできますが、全ての工程が手探りになるのでかなりの費用と時間がかかります。また、良い結果が出る保証もありません。

    インフルエンサーマーケティングプラットフォームに依頼する場合は、インフルエンサーの選択からキャンペーンの実施までをエージェントに依頼できるので、ブランドは費用と時間を大幅に節約できます。また、リスク管理など、インフルエンサーマーケティングに欠かせないプロセスを全て任せられるのもエージェントを活用するメリットです。一方、信頼できるインフルエンサーマーケティングプラットフォームを選択しないと望むような結果が得られないというデメリットもあります。

    インフルエンサーマーケティングプラットフォームを上手に活用することによって、インフルエンサーとタイアップしたキャンペーンを成功に導くことができます。

    おすすめ記事:インフルエンサーマーケティングは外注か自前か?メリットとデメリット【前編】



    参考: https://www.forbes.com/sites/theyec/2018/12/11/influencer-marketing-should-you-outsource-or-do-it-in-house/#3f962e247193
    http://mediakix.com/2018/09/influencer-marketing-in-house-pros-and-cons/#gs.1owtyl

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