レストランやカフェのためのインフルエンサーマーケティング活用方法【前編】

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レストランやカフェビジネスをしている人のほとんどは、常に新しい顧客を引き付け、予約を増やす方法を探しているでしょう。

適切なインフルエンサーとのタイアップは、信頼とエンゲージメントを築き、レストランを新しいオーディエンスに紹介するための最も効果的な方法の1つです。マーケティング担当者の84%が、むこう12ヶ月間で少なくとも1つのインフルエンサーマーケティングキャンペーンを実施することを計画していますが、今やROIの向上にインフルエンサーマーケティングは欠かせないといっても過言ではありません。

実際、ブランドはインフルエンサーマーケティングに1ドル投資するごとに平均6.50ドルの利益をいう調査結果も出ています。

今回は、レストランやカフェの経営者もしくはレストランブランドのマーケティングチームは、どのようにして適切なソーシャルメディアインフルエンサーを見つけてタイアップするべきかについて紹介します。

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レストランやカフェのためのインフルエンサーマーケティング活用方法【後編】

目次

  1. インフルエンサーマーケティングを飲食店が無視できない理由
  2. 理想的な顧客のカスタマーペルソナを作成
  3. ゴールを決定する
  4. 高品質の関連コンテンツを適切なソーシャルネットワークで作成しているか?
  5. レストランのインフルエンサーマーケティングは「ロケーション」が重要
  6. まとめ
  7. インフルエンサーマーケティングを飲食店が無視できない理由

    インフルエンサーとタイアップすることには、従来のマーケティングでは簡単には真似できない利点がいくつかあります。インフルエンサーは自分たちのいるジャンル(フード、ファッション、スポーツなど)の権威であり、自身の言葉を信頼する忠実なフォロワーで構成されたコミュニティを持っているからです。

    その権威と人気を利用して、インフルエンサーが所属している巨大なコミュニティにレストランを紹介してもらえば、潜在的な顧客でいっぱいのまったく新しい市場へとリーチできます。自社レストランについて投稿してもらうことで、そのインフルエンサーを信頼している何百~何千ものフォロワーが新しい顧客として殺到する可能性があります。

    たくさんの情報がインターネット上に溢れている現在、人々が最も耳にするのは「自身が信頼する人々から来る情報」です。実際、10代のYouTubeオーディエンスの70%が従来の有名人よりもインフルエンサーの意見を信頼しており、消費者の71%がソーシャルメディアを参考にして商品を購入する傾向があります。

    インフルエンサーマーケティングは、ほとんどすべてのビジネスにとって大きな利益をもたらしますが、食品業界では特に有益です。なぜなら、ソーシャルメディアでは食べ物に関する投稿が非常に人気があるためです。

    誰もがファッションを愛し、スポーツをしたり映画に興味があるわけではありませんが、人々は全員「食べ物」を食べます。

    さらに、食べ物はビジュアル面でも魅力的です。画像や動画といったビジュアルコンテンツは、テキストベースのコンテンツよりも94%も多くのエンゲージメントを生み出します。

    理想的な顧客のカスタマーペルソナを作成

    まずは、理想の顧客について考えましょう。自社のレストランやカフェについて絶賛し、5つ星のレビューを書いてくれる顧客を見つけるために時間を費やす必要があります。

    カスタマーペルソナを作ることで、理想の顧客となるターゲットオーディエンスをフォロワーに持つインフルエンサーを特定しやすくなります。

    理想のカスタマーペルソナを考えるにはいくつかの方法があります。インフルエンサーのフォロワーが、ほかのレストランやカフェについて書いているレビューを読み、その人たちのタイプをパターン分けできるかどうか確認します。または、より多くのデータを得るためにブランドの公式インスタグラムまたはフェイスブックページで、住んでいる地域や好みの食べ物の投票を行うのもいいでしょう。

    インフルエンサーと話すときは、必ずそのフォロワーの人口統計について尋ねてください。顧客のペルソナをインフルエンサーの平均的なフォロワーに合わせることも、適したターゲットオーディエンスにリーチする上で重要なポイントです。

    ゴールを決定する

    ブランドメッセージを人々に伝えるために、焦点を当てるソーシャルメディアプラットフォームを1つ選択します。食品業界ならば、InstagramとYouTubeを利用するといいでしょう。

    魅力的に見える料理写真を#foodpornというハッシュタグをつけて発信すれば、ビジュアル面を重視するインスタグラムユーザーに響く可能性が高まります。しかし、経営しているレストランやカフェといったフードブランドがもっと個性的な場合は、YouTubeがより適切な選択肢かもしれません。

    どのSNSプラットフォームに集中するかを選択できたら「キャンペーンの目標が何か」を決める必要があります。

    ソーシャルメディアで存在感を築きたいのであれば、レストランやカフェが話題になるようなコンテンツを作成することが重要です。また、積極的に投稿したりフォロワーへのコメントを返すなど細かく努力をするのもいいでしょう。新しい顧客を獲得することをゴールに設定する場合は、予約を促進したり、顧客を店舗に引き付ける戦略を練ります。

    ソーシャルメディアでの成長は、インフルエンサーマーケティングの副産物です。上記に挙げた「SNSで話題になる」「新規顧客を増やす」という両方の目標を含む戦略を、インフルエンサーマーケティングを使えば達成しやすくなります。

    高品質の関連コンテンツを適切なソーシャルネットワークで作成しているか?

    常に高品質のコンテンツを共有しているインフルエンサーを探しましょう。高品質なコンテンツを共有するということは、注目を集め、フォロワーが共感するようなコンテンツを作成できるというサインでもあるからです。

    また、インフルエンサーが共有しているコンテンツの関連性も調べてください。ファッションに関する写真やエクササイズビデオだけを投稿する人であれば、レストランの写真は関連性が低く、場違いに見えるかもしれません。その場合、レストランのメニュー写真はインフルエンサーやそのオーディエンスのコミュニティに適していないジャンルであるため、ポップアップ広告のように無視されてしまいます。

    なのでレストランブランドは、自分の日常生活で食べているものをインスタグラムに投稿しているか、あるいはフードブロガーであるインフルエンサーを見つけるようにしてください。そのフォロワーは食べ物やレストランのレビューを見ることに慣れているため、反応を得ることができます。

    飲食店のマーケティングで最適なSNSプラットフォームは?

    では、レストランやカフェのマーケティングにおいて最適なソーシャルネットワークとはなんでしょうか?1つか2つのソーシャルネットワークだけに焦点を当ててログインしているインフルエンサーはたくさんいます。

    フェイスブックやツイッターのインフルエンサーは、ほとんどのビジネスにとって素晴らしいものですが、すべてのビジネスに言えることではありません。レストランのようなホスピタリティビジネスをしている人なら、本当にタイアップすべきなのはインスタグラムインフルエンサーです。 インスタグラムは、最高のビジュアルネットワークであり、美味しい食べ物の写真を楽しむのに最適な場所です。人々がインスピレーションを得て、次に外食する場所を探すためのSNSとしても多く利用されているため、インスタグラムを重視しているインフルエンサーを見つけるといいでしょう。

    またPinterest(ピンタレスト)も強力なビジュアルプラットフォームなので、インフルエンサーがPinterestフォローをしている場合もレストランにとって理想的なタイアップ相手と考えられます。

    レストランのインフルエンサーマーケティングは「ロケーション」が重要

    人気のインフルエンサーは大きな支持を得ることができますが、そのフォロワーがブランドのターゲットオーディエンスではなかったり、自社レストランがある場所の近くにいなければ意味がありません。

    全世界に展開している巨大なレストランチェーンでない限り、これはレストランブランドにとって特に重要です。

    例えば、自社のレストランがロンドンにあるのに米国在住のインフルエンサーとタイアップしていたらどうでしょう。そのフォロワーのほとんどが米国に住んでいる場合、レストランに来る可能性はかなり低くなります。世界中に何百万人ものフォロワーを抱えているインフルエンサーであれば、店舗のある街に住んでいる人たちがフォロワーにいるかもしれませんが、タイアップ費用が高額な有名インフルエンサーとタイアップしてスポンサードコンテンツを作成しても、十分な利益は得られません。

    フォロワーの膨大な数に目がくらむのではなく、質を考えることが重要です。より小規模なインフルエンサーでも、レストランのある街やその近くの地域で活動しているローカルインフルエンサーを見つけてタイアップすることで、成果が得られる場合がほとんどです。

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    まとめ

    今回は、レストランやカフェを経営しているブランドによるインフルエンサーマーケティングへの取り掛かり方の前編でした。

    インフルエンサーマーケティングにおいて、インフルエンサーの選定は最も難しい部分になる可能性があります。特に、レストランブランドが求める人口統計と場所に基づくフォロワーを持ったインフルエンサーのリストを渡してくれるようなインフルエンサープラットフォームを使用していない場合は、なおさら困難かもしれません。

    ただし、理想のカスタマーペルソナを決定したならば、レストランやカフェの店舗がある都市に住んでいるオーディエンスを持ったインフルエンサーを特定すると、スムーズに進む可能性が高いです。

    後編では、タイアップしたインフルエンサーとより強固な信頼関係を築く方法を中心に紹介しますので、併せてご確認ください。

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    参考:https://www.onlywayonline.com/restaurants-can-use-influencer-marketing-attract-table-bookings/ 
    https://medium.com/@yoginpatel/how-to-use-influencer-marketing-for-your-restaurant-e59495bf099a

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