インフルエンサーと仕事をして学んだ5つのこと

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ソーシャルメディア・インフルエンサーの出現で、消費者と深いつながりを持つきっかけが無限に広がった。インフルエンサーは彼らのファンと本物の絆を持っている。広告を使ったマーケティングなど、従来の方法では得ることのできなかった消費者とのつながりを築く方法を知っている。記事引用元の米インフルエンサーマーケティング会社「Tapinfluence」担当者は、Tapinfluenceに勤め始めた当初からインフルエンサーマーケティングに魅了されているという。商品を購入する前は必ず、Googleやピンタレストで口コミをチェックしたり、友人や家族に意見を聞いたりすると彼女は語る。インフルエンサーが商品の感想を教えてくれるところが、今まで商品購入前に行っていた習慣と似ていいるため、インフルエンサーマーケティングに親和性を感じている

Tapinfluence入社初日、彼女はマネージャーに「条件交渉や契約の方法」や「インフルエンサーにどれくらい自由にコンテンツを作成してもらうか」などインフルエンサーマーケティングで重要なことを教わる。そして会社に入社してから数年たち、彼女は多くの仕事をこなして様々な角度からイングルエンサーマーケティングについて学んだ。インフルエンサープログラムを社内のソフトウェアで管理して条件や契約を行ったり、企業向けの研修を行って共同で戦略を練ったり、自社製品のコラボレーションを進行してエンジニアチームにフィードバックを取ってもらったり、45,000人以上のインフルエンサーを育ててキャンペーンに送り込んだりしたが、成長を感じられないときはなかったという。こういった経験を通して、彼女はインフルエンサーマーケティングを利用したキャンペーンには、従来のマーケティングとはタイプの違う持久力と戦略が必要だと気づいた。

そんなソーシャルメディア・インフルエンサーと数多くの仕事をしてきたという米インフルエンサーマーケティング会社tapinfluenceの担当者が語った、ソーシャルメディア・インフルエンサーと仕事をして学んだ5つのことを紹介する。

1.インフルエンサーは人を喜ばせようとする人

インフルエンサーは企業が満足してくれる仕事をしたいと思っている。できるだけ簡単な仕事で成果を得ようと考えているわけではない。インフルエンサーとの関係を育む時間を少しでも割くことが、インフルエンサーマーケティングを成功に導く。インフルエンサーと仕事をするときは、プロとしての自覚を忘れず、フレンドリーに接して、積極的で情熱的な部分を見せる。インフルエンサーは情熱的な人柄を持つので、企業の情熱をよく理解してくれる。ちょっとした意思表示も関係を育むうえで役に立つ。例えば、インフルエンサーのコンテンツをリツイートやシェアすることで、彼らのコンテンツを気に入っていると示し、彼らが投稿したコンテンツに気の利いたコメントを残すと良いだろう。

2.インフルエンサーはとても努力家で、チャンスを逃さない

インフルエンサーの多くは趣味でスタートしてキャリアを積んでいる。しかし、新しいビジネスを始めるのは容易ではない。インフルエンサーは数え切れないほどの時間を使ってサイト内容の充実や読者の意見の反映、自身の強みの確立、ネットワークの開拓、新技術の取り入れを行っている。こういった努力がインフルエンサーとフォロワーの絆を深める。

Tapinfluenceが主催したイベントで、1人のブロガーが彼女自身がインフルエンサーだと自覚した瞬間について話してくれた。どういったクッキング・スプレーを使っているかという読者の質問に、彼女は販売されているものならどれでも良いと答えたという。しかし読者は彼女がサイトで公開しているレシピを完全に同じように再現したいから使用しているクッキング・スプレーの種類について聞いたのだと気付いたとき、彼女は自身が読者に大きな影響を与えていると感じた。

特に変化の多い業界でビジネスを起こし維持することは、粘り強さと闘志、忍耐、それに血と汗と涙を伴う。そういった業界にこそインフルエンサーが必要だ。投稿にかかる時間が5分ほどのツイートでも、ただのツイートではない。長年にわたって企業のブランドを確立し、フォロワーとのつながりを築くツイートになる。

3.インフルエンサーは創造性に優れている

インフルエンサーは自由にコンテンツを作るように依頼するほど優れた才能を発揮する。彼らに細かく指示を出して画一的な業務を任せる代わりに、自由を与え、企業の目標と達成したいことを共有しよう。彼らはフォロワーがどういったものに感銘を受けるか企業よりも分かっている。米企業「Silk and Horizon Organics」とインフルエンサーのToni Dashがコラボしたときには、自由な発想で素晴らしいコンテンツが出来上がった。Silk and Horizon Organicsの販売する牛乳を使用して、母の日のためのDIYホームスパを作る方法を編み出した。より優れたコンテンツを作るなら、インフルエンサーに制限を与えるのではなく、自由を与えることが重要だ。

4.インフルエンサーは実在する人間である

もちろんインフルエンサーは実在する人物で、家族もいれば家族に対する責任も持っている。さらに仕事で成功したいという思いや生活費を稼ぐという使命がある。時には1つのキャンペーンに多くの人が参加することもあり、様々なタイプのインフルエンサーと仕事をしていることを忘れがちになる。彼らの子供が風邪を引いたり、彼らが徹夜をしてしまったり、災害によって家が浸水したり、夫が馬に蹴られて緊急治療室に運ばれたり(実話)ということもあり得る。どのような場合でも、企業は柔軟に動き理解を示すことが必要。最悪の場合だと、彼らの労力に対する補償の支払いや、彼らが契約から身を引くというケースも出てくるので、対応は慎重に行おう。

5.企業と同じようにインフルエンサーの時間も貴重なもの

インフルエンサーの場合、「時は金なり」という状況がよく当てはまる。条件や契約の草案段階で5回もインフルエンサーにやり直しを要求しては、彼らが他の仕事にとりかかる時間を奪ってしまう。

選ばれることを期待してキャンペーンに応募するインフルエンサーは、企業の条件や契約の要望に合わせてくれやすい。だからこそキャンペーンの期間を通して、キャンペーンから期待する成果はどういったものか、キャンペーン中に変更があった場合はどのような対応をするか明確にすることが重要だ。写真を差し替えるだけといった一見すると手間がかからない変更は、すぐに修正できるものではない。場合によってはブログに投稿した写真を変更するために、インフルエンサーはレシピを新しく練り直し、写真撮影の準備をして、写真を撮り直し、編集しなおす必要があるかもしれない。こうなった場合、修正作業が10時間に及ぶ可能性がある。

キャンペーンが始まったばかりのときは、内容が明確でないのなら契約や条件の妥協をいとわないようにしよう。進行途中に機会があれば変更点を掘り下げて行けば良い。

米インフルエンサーマーケティング会社「tapinfluence」の担当者は、インフルエンサーをとても尊敬していると語る。彼らは情熱に従って人生を謳歌している。多くの人がしたくても、する勇気がないことだ。尊敬と礼儀をもってインフルエンサーに接すれば、彼らは最高のコンテンツを作成して返してくれる。そしてインフルエンサーマーケティングのもたらす効果に驚くだろう。

参考:tapinfluence:5 Things I’ve Learned About Working With Social Media Influencers https://www.tapinfluence.com/5-things-ive-learned-working-social-media-influencers/

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